紅屋 活動日誌

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結構前の話になってしまいますが、オートバイレースの
最高峰motoGPシリーズの中の250ccのクラスに参戦している
青山選手が年間チャンピオンに輝きました！
めでたい！ヽ(・∀・ )ﾉ

日本人選手の年間チャンピオンは2001年に同じく250ccクラスで
加藤大治郎選手が獲得して以来実に8年振りとなります。

そして世界的な環境保護対応を反映して2ストロークの250ccは
今年で廃止となり、来年からは4ストローク600ccのバイクでタイトルを
争うmoto2クラスという新しいカテゴリーに生まれ変わるので
60数年の歴史のある250ccというカテゴリー最後のチャンピオンと
なりました。

今年の青山選手は昨年のシーズン終盤に契約更新予定だった
オーストリアのＫＴＭというバイクメーカーのワークスチームが
急遽250ccクラス撤退という予想外のトラブルに見舞われ、
シーズン開幕ちょっと前まで参戦出来るかどうかも分からない
という状況から始まり、何とかホンダのチームで参戦する事が
決まったもののホンダの2ストローク250ccのバイクは既に2007年を
以って開発が終了しており、ライバルのアプリリアのバイクが
次々とアップデートされていく中、一切の開発が行われない
バイクでの参戦となりました。
結果としては圧倒的にパワーに勝るアプリリア勢にストレートで
バンバン追い越されるわ、スリップには入れないわで非常に
苦しい戦いを強いられる事となりました。

しかもトップライダーの中でスペアマシンを持っていないのは
青山選手のみ。
これはマシンのセットアップを効率的に出来ないだけでなく、
万が一転倒、故障などのトラブルがあった場合は最悪レースに
参加する事が出来なくなる可能性もあるという状況でした。

そんな数々のハンデを押し退けて、シーズン３勝、全17戦全て完走、
全てでポイントを取るという素晴らしい戦いを見せてくれました。


世界的な不況でスポンサーを持たないライダーはステップアップ
する事もなかなか難しい中、バイクレースが人気のスペイン勢、
イタリア勢のライバル達が次々と来期のステップアップを決める中、
トップライダーとしては最後発でステップアップが決まり、最高峰
クラスのmotoGPクラスにホンダのチームから参戦することが決まりました
ヽ(・∀・ )ﾉ
よかった…本当に良かった(´Д⊂ヽ

残念ながらバイクレースだけでなくモータースポーツの人気が無い
日本では一部専門誌以外で青山選手の偉業が報道される事は
殆どありませんが、日本からまた偉大なチャンピオンが生まれた
事をどうぞ覚えていて下さい。

来期からの青山選手の活躍が今から楽しみです！

1. 2009/11/20(金) 04:14:48|
2. 日記
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